Cygamesの推しウマ娘? キタサンブラック ストーリー元ネタ

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ウマ娘育成ストーリー元ネタ解説、(ウマ娘に関連したりしなかったりの)競馬記事。育成方法とかお勧めSSRはよくわかりません。

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ウマ娘ストーリー(一覧)

本記事は「キタサンブラック」解説です。

CM、立ち位置、扱いなどCygamesがキタサンブラックを推している理由、疑問。モデル馬のバトル漫画主人公異質な戦績、エピソードから解説。

モデル馬、元ネタからウマ娘ストーリー反映理由の紹介内容です。

 

ウマ娘 キタサンブラック キャラクター

 

<ウマ娘 キャラクター>

・努力系漫画主人公タイプ

・お祭り好き、お助けキタちゃん

・サトノダイヤモンドと幼馴染、親友

・トウカイテイオーへの憧れ

・サクラバクシンオーに親近感

 

モデル馬から元ネタ、理由解説

 

努力系漫画主人公タイプ

地味で目立たない血統 → 徐々に本格化 → 1人勝ちではなく勝ったり負けたり、ライバルも多めな競走馬生活

 

お祭り好き、お助けキタちゃん

馬主が北島三郎氏、持ち歌の「まつり」をレース後に熱唱していたことから(時代先取りウイニングライブ)。

お助けキタちゃんはシナリオ都合。

 

サトノダイヤモンドと幼馴染、親友

現実で2度対戦。年齢はキタサンブラックが1歳上

ウマ娘では同じ歳ではあるが身体の本格化都合でクラシック期がダイヤより1年早い設定にされている。

アニメ2期で2人が幼馴染、親友設定(少女期時代に登場、その後アプリでトレセン学園入学)。

 

ウマ娘 サトノダイヤモンド ストーリー元ネタ解説

(別記事リンク)

 

トウカイテイオーへの憧れ

アニメ2期主人公のトウカイテイオー、マックイーン。キタサンがテイオーに憧れる、ダイヤがマックイーンに憧れる少女の構図をアプリにも延長。

 

サクラバクシンオーに親近感

現実のキタサンの祖父(母父)。バクシンオーは現役時は生粋のスプリンター、1600M以上を勝てていない。キタサンは菊花賞、天皇賞春連覇する遺伝の無意味さを発揮。

 

~クラシック期 ストーリー

 

特徴としてキタサンブラックCygames推しが強いCMで武豊騎手が育成するなど扱い上位。

過去AKBだと高城亜紀、島崎遥香、川栄李奈クラスの推され方、次世代エース候補。

皮肉ではなく近年のトップホース、知名度、ライバルと勝ち負けを繰り返す主人公気質、アニメ2期の流れから妥当。

 

目標レース

 

モデル馬は春クラシック路線から活躍していたが、晩成型、シニア期の忙しさからクラシック期目標レースは秋のセントライト記念から設定されている。

 

憧れのトウカイテイオー

子供の頃から憧れていたテイオー。憧れていたのに入学時点からキタちゃんでかい、162cm。史実の馬格から言えばまだ抑え目。一方テイオー150cm。憧れの人を見降ろして話さないといけない。物理的勝負したら勝てちゃうキタちゃん。

ただキタちゃん自体の期待度は史実からも低め。憧れ対象のテイオーと、普通のキタちゃん構図

左:3年間ほぼ怪我なし   右:骨折4回

 

競馬リアルサイボーグ ブリュスクマン 

クラシックの皐月賞日本ダービー

キタちゃんと違い注目されていたのはブリュクスマン。英語で「Sir」くらいしか話さない、英才教育、外国のリアルサイボーグみたいなウマ娘

NPC扱いなのはモデル馬がウマ娘化されていない皐月・ダービー2冠のドゥラメンテのため。ダイナカール→エアグルーヴ→アドマイヤグルーヴ→ドゥラメンテ血統エアグルーブの孫になる。こっちはバクシンオーの孫なのに。

両親ともに日本で走っているが英語しか話さないリアル競馬サイボーグみたいになったのは謎。

(キタちゃん出走させると基本勝てないパターン)

 

お助けカード充実しすぎ問題

河川に嵌ったトラック救助はルーティン

 

キタちゃんの性格として困っている人を放っておけない、人助け気質。遅刻の理由はほぼ人助け、ウマ娘の力なので自衛隊超えるクラス。

 

一方で他ウマ娘たちから異様に推される、異様にお助けを受ける。サポートが田舎の保険営業マン並に手厚い。

見ていなくても問題ないが多少アニメ版2期の延長。幼い頃から交流のあるキタちゃんは姪っ子枠みたいなもの

アニメのチームスピカメンバー(テイオー、マックイーン、ゴルシ、スぺ、スズカ、ウオッカ、スカーレット)、ナイスネイチャ、ツインターボ、メジロパーマー、ダイタクヘリオス辺り。それぞれの個性からウマ娘としての強さ、姿勢を吸収していく。

 

真打ちはサクラバクシンオー

お互いに人助け体質、そして史実の祖父1200Mx3=3600M理論を孫にも授けてしまう。(ちゃんと3000+3200+3200に訂正するキタちゃん)

孫に謎理論を伝授

 

ウマ娘  サクラバクシンオー ストーリー元ネタ解説

(サクラバクシンオー 記事 リンク)

 

主役不在の菊花賞

 

キタちゃんの本格的クラシック参戦になる菊花賞

打倒ブリュクスマン(ドゥラメンテ)。しかし怪我により不参加が決定

 

目標:3冠の夢→2冠達成後、菊花賞を怪我でリタイヤ

キタちゃん:主役が怪我不在で挑む菊花賞

史実のキタサンブラックの立場の逆にしたのがテイオーの構図。

 

強敵がいなくなることは追い風だが、目標を失うのは少しメンタル面が心配。こればかりはトレーナーからもフォローできない。都合よくライバルが菊花賞から離脱して、メンタル不安ウマ娘なんてそうそういない…我らがネイチャ姉さん

ネイチャも最初は戸惑ったけど結局は自分自信の走り、主役不在と言わせない走りをするしかないとアドバイス(アプリ、アニメとも近い)。

91年菊花賞を思い出す姉さん(4着)

 

有馬記念(クラシック時)

 

この頃にはキタちゃんの注目度も徐々に上がってくる。

ファン投票1位のゴールドシップはレース後、何故かシンガーになると引退宣言。

(一応史実はゴールドシップの引退レース。両者唯一の対戦。)

 

史実解説 ~クラシック期ストーリー

馬齢は2000年改正表記にしています

馬主:北島三郎  母父:サクラバクシンオー

 

12年生まれの牡馬。父ブラックタイド、母シュガーハート。母父サクラバクシンオー

購入額は350万円、競走馬としては安価。父がディープインパクト代替種牡馬、母系も目立ったものがない。特記が北島三郎氏が馬主くらい、ウマ娘内で注目されていないのは現実準拠。

 

父はディープインパクトの全兄。母は未出走ながら産駒は芝2200MAJC杯3着のションナンバッハ(キタサンブラックの弟)など比較的中距離も好走。

 

ウマ娘だと全て女性になるので実在馬の血統は下記。

( 青色が牡(オス)馬 赤色が牝(メス)馬 )

なぜ母父バクシンオー(徹底的短距離馬)で天皇賞春連覇できたかは謎。

 

ウマ娘 コパノリッキー ストーリー元ネタ解説

生産されたヤナガワ牧場では2歳上にコパノリッキー。ウマ娘内でも幼馴染設定が追加。

 

大型馬、本格化を再々繰り返す

 

比較的遅めの3歳1月デビュー。デビュー時、既に500kg超えの大型馬

この馬の特徴はいつが成長期、本格化したのか分からないほど、何度も強くなる。バトル漫画の努力系主人公枠。それを支えたどんなに調教しても壊れないタフさ。

弥生賞(GⅡ)勝利 → 皐月賞(GⅠ)3着 → 日本ダービー14着。ダービーは生涯唯一の二桁着順。

 

この頃の同期トップはドゥラメンテ(ストーリー上はブリュスクマン)。皐月賞、ダービー2冠。父キングカメハメハ、母アドマイヤグルーヴの良血バトル漫画のボス枠。

一方でキタちゃんはこの頃はやはり地味。血統、それと先行抜け出し脚質はどうしてもイメージ的に映えない印象。

 

菊花賞→有馬記念

 

クラシック3冠最後の菊花賞。バトル漫画ならリベンジ、3冠阻止だがドゥラメンテは骨折で戦線離脱中

人気は5番人気。リアルに母父バクシンオーで人気を落としていた。しかし北村宏司騎手が終始インで我慢して、狭いコース取りから抜け出しハナ差で勝利

 

有馬記念は3着。古馬相手に善戦。(現実のゴールドシップ引退レース該当、8着。)

この頃、キタちゃんの馬体重が520~530kgくらいに成長。

 

シニア期 ストーリー

 

ブリュスクマン(ドゥラメンテ)との再戦

 

大阪杯、天皇賞(春)

 

春シニア3冠の頃にはキタちゃん本格化

レーススタイル(逃げ、2番手押し切り)も確立、周りのウマ娘・ファンからの評価も高くなってきた。

 

宝塚記念

 

ブリュクなんとか(ドゥラメンテ)が怪我を治して対決が実現。かつて遠く離れていた実力差、注目度は現在は互角。

ただ宝塚記念後に再び怪我をして戦線離脱するブリュクなんとか。

ドゥラメンテ知らないとぼんやりしたままライバル登場 → 怪我 → 復帰 →怪我(引退)するから唐突すぎる存在。とにかく想いを引き継ぎシニア級の秋戦線へ。

 

(宝塚記念含めた古馬春三冠になると勝負服テイオーと私服キタちゃん奇妙な喜びダンスイベント)

 

天皇賞秋、ジャパンカップ

 

天皇賞(秋)

 

1週間前に親友サトノダイヤモンドが菊花賞勝利自身とサトノグループの悲願、ジンクスを乗り越え初GⅠ。あと勝負服がキョンシーみたい。

 

本番、天皇賞秋は史実通り台風、不良馬場

キタちゃんは最も道悪の内側を突く。

台風の中来てくれたお客さんに笑顔を届けるモチベーションでパワーアップするキタちゃん。精神面まで本格化。というかパワーアップの仕方が漫画みたい。

 

日本総大将 ジャパンカップ

目標レースではないが史実では勝利したレース

出走した場合、歴代日本総大将(全て勝ち馬)のテイオー、スペ、ウオッカから激励を受ける。

観客も前走の天皇賞秋のキタちゃんの姿勢を見て日本の御輿、キタちゃんを担ぐように応援。人気も完全に本格化

 

夢の有馬記念

1年越し、子供の頃からの夢だったサトノダイヤモンドとの初対戦

目標着順が1着、キタちゃんが勝った場合。

僅差負けを嘆くダイヤ。キタちゃんのトレーナーより「この僅かな差はファンの願いの差」みたいな釈然としない敗因を言い渡される。

解釈的にはサポートカードイベント「情けは人のためならず」、固有ストーリーのキタちゃんの姿勢。人助け・ファン想いなキタちゃん、そんなキタちゃんを見てきたファンのひと押しの違い。ただダイヤからすれば釈然とはしない。

 

(隠しイベントでキタサンブラックがクラシック3冠を取っているとテイオーが電撃参戦)

 

北の太陽

 

その後、サトノダイヤモンドとともに北の大地で次世代のウマ娘育成に力を注ぐキタちゃん。(現実でともに北海道で種牡馬生活を送る2頭)

 

テイオーに憧れていた自分が、今は自身が憧れの存在へ

 

今後、走る走らないは子供の時点では分からないが、顔と目を見て分かるキタちゃん。これは北島三郎氏がキタサンブラック購入時の理由と同じ。

 

 

追記

みんなの太陽、ダイタクヘリオス実装待っています。やっぱりダイイチルビーのキャラビジュアルが先に必要ですか?

 

史実解説 シニア期ストーリー

 

※キタサンブラックは4,5歳(16,17年)とシニア期レースを2回走っていることが多いですが順番で記載します。

 

4歳 (16年)

 

天皇賞春 

北村騎手が怪我のため、4歳から鞍上は武豊騎手に産経大阪杯(2着)から固定。強い相棒はバトル漫画の特権。

母父バクシンオーながら天皇賞春は2番人気。今回は逃げて、一旦カレンミロティックに差されるも根性で差し返し勝利

キタサンはこの天皇賞(春)まで日本ダービー以外で全て人気以上の着順。評価の低かったキタサンの世間の注目、期待が追いついた頃。

 

宝塚記念 VSドゥラメンテ 

怪我から復帰したドゥラメンテとの宝塚記念で対決

先行勢に厳しい展開、後方からドゥラメンテと牝馬マリアライトが猛追。僅かに差されて1着マリアライト、2着ドゥラメンテ、3着キタサン

ドゥラメンテはレース後に再び故障、競走能力喪失して引退。リベンジは叶わず1度も勝利できなかった。

 

有馬記念 VSサトノダイヤモンド

秋は京都大賞典(GⅡ)→ジャパンカップ(GⅠ)連勝。

年末の有馬記念は1歳下の菊花賞馬サトノダイヤモンドが1番人気。テコ入れで新ライバル入れる辺りがバトル漫画主人公。終始マークを受けたサトノダイヤモンドに差されクビ差の2着

16年の年度代表馬にも選出。もうこれは本格化。

 

5歳 (17年)

 

まだ本格化していなった件 天皇賞春

しかしまだ本格化しないキタサン。成長を止めるのはバトル漫画的にNG。

GⅠに昇格した大阪杯を勝ち、2度目の天皇賞春へ。サトノダイヤモンドとの再戦

1000M58.3秒のハイペースを2番手からすり潰しレコード勝利、連覇。ディープインパクトのレコードを11年ぶりに塗り替える。サトノダイヤモンドは3着。

さすがにこれは本格化。この頃から無尽蔵のスタミナで逃げ戦法、他に逃げ馬がいれば2番手から潰しにいくレーススタイル確立

 

またライバル登場 宝塚記念

春古馬3冠のかかる宝塚記念。しかし前走の疲れが影響したのか9着惨敗

1着はサトノクラウン。道悪巧者。晩成で4歳暮れに香港でGⅠ初勝利、同じサトノ門下から海外帰りのライバルはバトル漫画でしかない(実際はキタサンとの対戦は同世代なので元々多い)。

 

天皇賞秋 不良馬場&サトノクラウン&出遅れ

天皇賞秋は台風の影響で極悪不良馬場。しかも相手は道悪巧者のサトノクラウン。更にゲートにぶつかり出遅れるアクシデント。絶対絶命。

しかし他の馬が通らない内側馬場でショートカット → 最終直線で相対的に馬場の良い馬場へ → サトノクラウンに詰められるも突き放し勝利

バトル漫画の逆転演出。叩き合い含めてキタサン名レース。

 

ジャパンカップ、有馬記念 そして黒王へ

その後、ジャパンカップは落鉄もあり3着

 

引退レース有馬記念、他を寄せ付けない逃げで有終の美。北島三郎氏は恒例の「まつり」熱唱。

 

 

2年連続で年度代表馬選出。

 

本格化がいつか最後までわからない競走馬。母父バクシンオーも5歳秋が全盛期で引退。

最終的に馬体重540kg台、これはラオウが乗っている黒王。

 

生涯獲得賞金は18億円越えで当時1位元々は350万円、注目されていなかったキタちゃん。

 

主な勝ち鞍

GⅠ  菊花賞(15年) 天皇賞春 (16,17年) ジャパンカップ(2016年) 大阪杯(17年) 天皇賞秋(17年) 有馬記念(17年)

(レース名・グレードは当時準拠)

 

 

種牡馬へ

引退後、生まれ故郷の北海道で種牡馬。

1世代目から2022年皐月賞2着、日本ダービー2着のイクノイックスなど輩出曾祖父は当然バクシンオー。

現時点では3歳世代馬までしかいないので今後に注目。

 

アニメ版

 

2期の幼少期に登場、サトノダイヤモンドは同級生、親友。

トウカイテイオーに憧れる少女。レース見るためなら前日泊まり込み、開門ダッシュ余裕。この頃からチームスピカと接点あり。テイオーが3回目の骨折した時に純粋に復活を信じていた1人。

(また1期最終話にも少し匂わせたウマ娘は出演したが名前なしで不明。)

 

アプリ配信1周年記念アニメではトレセン学園入学時。10分以内アニメのため触り部分のみ。

 

 

まとめ

 

子供の頃の憧れや夢。

最初から注目されてはいないが徐々に叶えていく。

そしてその想いを次世代につなぐ物語

 

 

更にCygamesがあらゆる王道展開、サポートメンバーをぶちこんだストーリー

贔屓目なしに元々が万能主人公体質。地味な存在だった成長物語、GⅠ複数勝利、王道路線、人気、ライバルらとの勝ち負け、ほぼ離脱期間がないまま3年間駆け抜けた。

 

 

 

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