ウマ娘です、覚えていてね アストンマーチャン モデル馬解説

nature

ウマ娘育成ストーリー元ネタ解説、(ウマ娘に関連したりしなかったりの)競馬記事。育成方法とかお勧めSSRはよくわかりません。

natureをフォローする
ウマ娘ストーリー(一覧)

本記事は快速スプリンター牝馬「アストンマーチャン」解説です。

現役中に病気で天去したモデル馬。ウオッカ、ダイワスカーレットの第3のライバル。うっかり泣きゲーでなくウマ娘へ、出るゲームを間違える。

戦績、ウオッカ・スカーレットとの対戦、ツインターボの妹弟子(騎手つながり)etcからストーリー反映を解説。15年ぶりのスプリンターズSを駆け抜けるウマ娘アストンマーチャンの紹介です。

 

ウマ娘 アストンマーチャン キャラクター

 

<ウマ娘 キャラクター>

・ウオッカ、ダイワスカーレットと同期、ライバル

・自分のマスコット人形を世に広めたい

・写真、動画に映りたがり

・ツインターボ(さん師匠)好き

独特のピッチ走法

・実は物真似が得意

 

モデル馬から元ネタ、理由解説

 

ウオッカ、ダイワスカーレットと同期、ライバル

同期牝馬、07年桜花賞の3強評価。ウオッカ1番人気、マーチャン2番人気、スカーレット3番人気(結果はスカーレット1着、ウオッカ2着、マーチャン7着)。

牝馬相手にスカーレットが生涯負けたのはウオッカのみ、単勝人気ではウオッカとアストンマーチャンのみ。

 

自分のマスコット人形を世に広めたい

写真、動画に映りたがり

モデル馬は現役時に病気で天逝。自分がいなくなってもたくさんの人の記憶に残れる。ウマ娘アストンマーチャンの強い意思。

 

ツインターボ(さん師匠)好き

マーチャンのスプリンターズSを勝利した中舘英二騎手の縁中館騎手の代名詞、得意の「逃げ」が全国区になったのは93年ツインターボとのコンビ。上の人つながり。

またストーリー内で関わりのあるヒシアマゾン主戦も中舘騎手。

 

独特のピッチ走法

モデル馬通り。走る際の一完歩(歩幅)が短い、脚の回転が速い、競走馬平均の一完歩7~8Mに比べて短くなる。特にマーチャンは超ピッチ。ストーリー内でもマーチャンの特徴に挙げられる。

ツインターボさん師匠もピッチ走法。馬格が非常に小さい(410kg前後、体高も低い)ので強制ピッチ気味。一完歩が長いのがストライド走法、ウオッカなどが典型。

 

実は物真似が得意

厩舎関係者から大きな瞳・ふくよかな馬体から連想、タレント柳原可奈子のあだ名で親しまれたことから。

 

~クラシック期 ストーリーの流れ

 

不思議ちゃん系マスコット商売ポエマー

 

マーチャンの初期印象。マーチャン事情を知らなければ

「不思議ちゃん系マスコット商売ポエマー」。よくわからない印象になってしまう。

・世界のウルトラスーパーマスコットになるためトレセン学園入学(一定程度活躍すればマスコット人形化)した順序がおかしいウマ娘。

・あらゆる動物と喋る。動物が言うことを聞くので意思疎通はできている。アリとも喋り個体識別はついている。

・定番句、人は二度死ぬこと(生物的死と忘れられた時)を海、川、空を使った謎ポエムで表現してくる、困る。

・マーチャンとトレーナーに大きな関わりない時点。トレーナーがスカウトするセリフが「君を忘れさせたくない」驚愕の重さ。一人称、二人称、三人称が渋滞気味。

 

マーチャンが初回講習で教えてくれる内容

 

 

翌週に風ポエマー(ヤマニンゼファー)が実装される非常事態。

風ポエマー ヤマニンゼファー ストーリー元ネタ解説

(別記事リンク)

 

メイクデビュー  (トレーナー漫画家デビュー)

 

後にモデル馬が4歳(シニア期)春に亡くなるので自分が遠くない先にこの世界からいなくなることを理解している。せめて人の記憶の中だけには存在したい、マスコットなど他人の記憶に残る・刻むことが重要なマーチャン。

また母親が医者。幼少から病院になじみが深いことから人は最終的には一人で生きて死んでしまう死生観を持つ。肉体的な死は、一人で船に乗って川を下り海に帰る表現が多い。

(マーチャン声優の母親も声優さん → 役は笹針師、安心沢刺々美。ただ全く使えないしキーマンにもならない、他のストーリーと同じダイジョ―ブ博士枠。)

中の人つながり

目標レース (見たことない設定)

 

やまだかつてないクラシック期までに集中

 

デビュー戦以降マーチャンは自分でほぼローテを決める

・ファンタジーS、レース中に靴が破れながらも好走(勝利)

・阪神JFでカッコつけのウオッカと初対決。勝利して「ダサいウオッカ」にすることを目論む。

 

一方、トレーナーはいきなりマスコット化は無理と承知なので地道にマーチャン知名度普及活動

・手作りマーチャン人形を作る→配る→作る

・マーチャン着ぐるみで街に出没

・マーチャンの銅像を学園内に設置。速攻で理事長室に呼び出される(撤去)。

・ブログ開設。靴が破れて走った、日常のマーチャンなどを分かりやすいように四コマ漫画執筆→アップ→執筆。

 

手芸、漫画執筆がルーティーンなってしまう

他ストーリーのトレーナーは大概有能だけど、マーチャントレーナーはダサい。いわゆるダサいかっこよさではなくて、後の話の方向性からそういう感じ。

 

桜花賞 マーケティング戦略

 

マーチャン、ウオッカ、ダイワスカーレットの三強で異様な盛り上がり(現実でも3頭に注目が集まる、4番人気が単勝34倍まで膨れ上がる3強ムード)。

こっそりマーチャンが2人のライバル心刺激、ローテ誘導、自身も世間受けの良い好戦的コメントで下準備。

理由はマスコット化 → 活躍、注目される必要 → 盛り上がる要素(ライバルに勝利するストーリー性)が必要だったから。マーケティングや簿記などの勉強もしている、マーチャン的マスコット出口戦略。

ただレース後「遠いなぁ…(1600Mでも距離が長くてきつい)」とのことで注目を浴びるトリプルティアラ路線から現実通り適性距離のスプリント路線にシフト。マーチャン的損切り。

 

また桜花賞前後は体調が悪いマーチャン。理由は「春と仲良くなれない(毎年春頃は体調が悪くなる。医者が見ても原因不明とのこと。)」

 

クラシック期スプリンターズS 変なヒト

 

マーチャンは何でも一人で決める、トレーナーに相談しない。ヒシアマゾンからトレーナーには大事なことは相談するよう忠告されるが感覚がわからない。トレーナーを信頼していない訳でなく「一人で船に乗り一人で海に帰る」死生観、モデル馬の結末が原因。

チーム中館 ごはんの友

 

クラシック期スプリンターズS。早めの1着目標レース

マーチャンはいつものように足を高速回転、土埃を巻き上げながら懸命に走り勝利。それを見たトレーナー、今までのマーチャンの一生懸命さも合わさり感極まって観客の前で号泣、クラシック期号泣、激ダサ号泣

マーチャンはなぜトレーナーがマーチャン(他人)のことで一喜一憂、漫画まで描いてくれるかわからない。変なヒトとは思いつつ印象的な出来事になる。

一般世間的には担当ウマ娘がGⅠ勝って嬉しいのは分かるけど中等部女子の前で号泣する変な人。

このストーリー、少なく見積もって4回エンディング候補がある変な話。

 

次の目標はシニア期GⅠ高松宮記念。

 

俺(落合、元中日監督)が育てた

 

元中日ドラゴンズ監督、落合博満氏、マーチャンの育成開始、Youtubeチャンネルで律儀に報告。孫のつきあい、趣味の車アストンマーティン絡めて言い訳にしている節はあるがただのガチおじいちゃん。以前にマヤノトップガンも育てる。

ちなみにマーチャンのスプリンターズS勝利日(07年9月30日)は対広島戦。山井→岩瀬継投で3-0の逃げ切り勝利。

 

史実解説 ~クラシック期ストーリー

馬齢は2000年改正表記にしています

04年生まれの牝馬。父アドマイヤコジーン、母スリングカプス。06年7月にデビュー。

 

快速3連勝

 

デビュー戦は流れにうまく乗れずクビ差2着。

未勝利戦(小倉) → 小倉2歳S → ファンタジーSを3連勝

ファンタジーSは楽鉄しながら5馬身差圧勝(ストーリー内で靴が壊れていた描写)。

この時期のアストンマーチャンは下り坂で勢いをつけて加速する、軽快なスピード快速馬の印象。

 

実質は2歳女王 (2着敗戦)

 

2歳女王決定戦、06年阪神JF。マーチャン単勝は断然人気の1.6倍。ただ直線が長くゴール前に坂があるスピードだけで押し切れない、底力のいるコース。

内側3番手で我慢、脚を溜めて速い上がりを使う、イメージを一新。ルミナスハーバーに3馬身以上つけて快勝、と思っていたらゴ-ル直前で翌年ダービー馬の鬼脚にクビ差捉えられ2着

牝馬女王決めるレースなのに後のダービー馬(ウオッカ)出走は反則、不公平、カッコ悪いと思います。ウオッカは抽選枠滑り込み出走、4番人気。

 

かわいいピッチ走法

ストーリー内でも特徴に挙げられるピッチ走法。ピッチ走法の中でも個性的、表現するなら「わちゃわちゃ走り」。

非常に回転が速い、トップスピード短距離戦なので更に回転多い。また先行してゴール前バテ気味なのに意地でも回転だけは止めない走り、右手前を左に変えるのが下手or右手前で無理やり走り続けるせいでわちゃわちゃ。

スタート時は恰好がつくが、途中から懸命にバタバタしている感じがダサかわいい

 

モデル馬がウマ娘化、カッコいいピッチ走法はグラスワンダー、スイープトウショウ、ファインモーション辺り(末脚が残るレーススタイル、各主戦騎手が馬の呼吸に合わせて追うタイプで上体がぶれにくい)。ツインターボはほぼゴール前は止まりかける、回転減少、エンジン不良。

 

桜花賞 ウオッカ、スカーレットと対決

 

年が明けた07年。桜花賞の前哨戦フィリーズレビュー(1400M)はガチガチ単勝1.1倍。楽に追走馬なりで先頭に、鞭を入れて突き放す2馬身以上の快勝

本番桜花賞。人気はスカーレット、マーチャンに勝っているウオッカが抜けた1.4倍の1番人気、5倍台でマーチャン→スカーレットの順。ストーリー通り三強に注目が集まる。

マーチャンは外枠で前に壁が作れない、スローペースすぎて口を割るほど掛かる。残り200Mまでは先頭争いしていたがが脱落して7着。1着スカーレット、2着ウオッカ。

実の3頭揃い踏みはこの1戦のみ。(ストーリーでは隠しレースのクラシック秋華賞、シニア天皇賞秋対決がある。)

若さと悪条件が重なった。将来的にヴィクトリアM・安田記念の1600Mまでならウオッカと対戦していたかもしれない。

 

下記、別記事リンク

ウマ娘 ウオッカ ストーリー元ネタ解説

 

ウマ娘 ダイワスカーレット ストーリー元ネタ解説

 

 

スプリンターズSを目標へ

 

陣営は短距離路線、スプリンターズSに目標変更。

前哨戦の北九州記念(1200M)は馬場の悪い内側通ったからか、本番仕様ではなかったかで6着。

 

本場のスプリンターズS。マーチャンは単勝3番人気。1番人気は前哨戦セントウルSを勝利した同期3歳牝馬サンアディユ

このレース特異点は2つ。

1つ目が雨の降る不良馬場開催。マーチャンは良馬場でしか走ったことがなかったので適性不明。内も外もない酷い馬場。陣営は内ラチ沿い逃げを指示。

2つ目は指示を受けたのがマーチャン初騎乗、中舘英二騎手。小回りコース(開催の中山競馬場は小回り)での逃げ戦法が上手いベテラン。

 

レースでは果敢に先頭を奪う。4コーナーで他馬を引き離す、土煙、芝を飛ばしながらの激走。最後はバテて詰められたが逃げ切り勝利

3歳牝馬にしてスプリント女王。84年グレード制導入後のスプリントGⅠを勝った3歳牝馬は他にニシノフラワーのみ。2着も3歳牝馬サンアディユ。スプリント路線でも世代厚みを証明。

 

ピッチ走法の利点はコーナーで膨れないので小回りの競馬場に強い傾向。

マーチャンのパワーが前提だが不良馬場は後続が切れ味を使えなくなり逃げ・先行有利。

全てを活かした中舘騎手の得意なレースパターンと迷いのない逃げ。(早い時点で騎手を中舘騎手に決めていたか、天候を見て3日前騎手決定かは忘れました。)

第57回 中館英二争奪戦

 

ツインターボでおなじみ 中舘英二騎手

マーチャン逃げとマッチング。フジテレビ中継も「中舘」「逃げ」「さすが」発言がループ。

現在は調教師。騎手時代は通算1,800勝以上(22年9月時点で歴代10位)。特徴は「ローカル競馬場・逃げ騎乗・絶対覚悟ガチ勢」。

・他でGⅠ開催されてようが、多少有力馬がいようがローカル競馬場(東京、中山、阪神、京都以外)へ出向く。ローカルでとにかく騎乗。上位騎手が来ないので勝利を重ねる。

・とにかく逃げる、昔のローカルは直線短い、前が有利な競馬場が多い。

・ローカルで騎乗依頼が増えたきっかけは夏の日の1993、ツインターボ 七夕賞→オールカマー大逃げ連勝。

・元々ローカル逃げに一定の評価はあったが、本人もツインターボ影響で「逃げ、ローカルの中館」関係者評価が認知と言及。92年:38勝 → 93年:47勝 → 94年:67勝。

・あくまで可能性の話。ツインターボと出会わなければ後のマーチャン騎乗依頼はなかったかもしれない。

・その騎乗依頼スタンスからGⅠ勝利は極端に少ない、計4勝 (ちなみに池添騎手は約1,300勝の内27勝がGⅠ)。

ヒシアマゾンは追い込みでGⅠ2勝している。

 

なぜかスイープトウショウとマッチング

 

年末の香港スプリントに登録。前哨戦でスワンS(1400M)。ここは理由がよくわからないが14着惨敗。

スワンSにはスイープトウショウ参戦。次走が2200M(エリザベス女王杯)なのに前哨戦として参戦。理由は調教を拒否し続けて他に使えるレースがなくなり半分ヤケ。能力だけで4着に来るスイープ。

ウマ娘ストーリー内で友達(魔法、アニメが共通の話題)になっている。

登録していた香港スプリントは当年流行した馬インフルエンザ影響、検疫期間が長くなるため取りやめ決定。出てもこの先20年は日本馬勝てない無理ゲーレース、問題なし。

(しかし5年後に海外遠征は無理そうな豆腐メンタル、ロードカナロアが(同厩舎のカワイイ牝馬に精神的ケアを受けて)勝ってしまう。)

 

4歳時 (シニア期)

 

史実 2008年1月から4月

 

4歳になったアストンマーチャンの春大目標はGⅠ高松宮記念。2月に前哨戦でシルクロードS出走。

しかし3月初旬に病気のため入院する。回復に向かわず2008年4月21日に死去

病名は馬特有のX性大腸炎。今でも病理、明確な治療法が分かっていない。マーチャン以降、JRAが確認した30例以上症例の死亡率は安楽死処置を含めると80%を超える。

 

また3月には同期牝馬サンアディユも急死。同じスプリンターに相次いだ不幸。

 

マーチャンを管理した石坂正調教師(現在は定年引退)は自身の管理が悪くストレスで発症させた旨の発言はしているが、今後の戒めの言葉に近く管理は丁寧な厩舎の印象。

開業初期のダイタクヤマト、08年前後のヴァーミリアン、後の三冠牝馬ジェンティルドンナなどGⅠ級でも長期間安定した成績、短期で使い潰さない、先を見据えて無理をさせない特徴がある。

 

 

※下記、ストーリー、主要部分の内容記載があります。

 

 

ウマ娘 シニア期ストーリーの流れ

 

違うゲームをすることになる

シニア期ストーリー

もう「ウマ娘プリティ―ダ―ビー」ではない何か。儚げなヒロインがいなくなりそうな、不思議系の話。

 

結論を言うと、存在しているマーチャンが徐々に周囲から忘れられていき、覚えている最後の一人がトレーナー。具体作が思いつかないけどよくあるパターンのやつ。2月~4月後半にかけて徐々に進行。

・バレンタインの友チョコが去年より減る。

・マーチャンにだけに聞こえる海の波。

・ブログアクセス数がなぜか激減。

・高松宮記念で好走、しかし取材をされない。

・体調を崩してファン感謝祭は風邪で欠席(去年と同じ春の体調不良)。ただマーチャン目当てのファンが見つからない。

・覚えているのはトレーナーのみ状態へ。ブログにアクセスができなくなる。

・そもそもこれが何のブログか分からなくなる、トレーナーも忘れる。

 

もうこっちが何のゲームか忘れそうになる。

思い出してくれ、ダサダサトレーナー。お前しかいないと思う私。

 

さようならは言わせない

ダサダサトレーナーの耳にレースの大歓声が聞こえる、違うジャンルゲーム演出

思い出したのは懸命に土をかき上げる、何度も足を回転させる、ダサダサ可愛い走り、アストンマーチャン。探しに行くトレーナー。

 

マーチャンは海に向かっていた。今年は特に春と仲が悪く、波音も大きい、もう呼ばれたと。ウルトラスーパーマスコットにはなれなかったけどトレーナーに覚えてもらえてよかった、マーチャンがいたことを伝えてほしい、さようならと告げる。

だが「嫌だ」「君もいなきゃ嫌だ」ゴネるダサダサトレーナー。

マーチャンのキラキラをまだ見たいのなら仕方ないです、変なヒトと言い、戻ってきてくれるマーチャン

深夜に海で中等部女子にゴネる変な人。

 

2回目のスプリンターSステークス

その後はシナリオ軌道修正。あやうく「マーチャンと人は家族です、だんご大家族です」とか言いだしそうなストーリーから3/4馬身差逃げ切る。

 

シニア期スプリンターズS

足を高速回転、瞬きの度にスピードを上げる、2回目の激走を15年ぶりに見せるマーチャン

その頃にはマーチャンの正式マスコット人形化決定。ウルトラスーパーマスコットになるマーチャン夢の始まり。

 

全般的にはダサくない、マーチャンを引き止めたけど。トレーナーのダサい部分は競走馬アストンマーチャンは戻ってこない・無力さ・まだ走りたかったと思う人間のエゴ部分。多分アストンマーチャンが望んだのは穏やかな余生。

ウマ娘マーチャンは忘れないでほしい気持ちが強く、レースは一生懸命。ただ他人と共に生きる感情の欠如、トレーナーを変なヒトと思うのは競走馬マーチャンからしたら当たり前。トレーナーが既にいなくなった自分に不可能なこと、人間のエゴを言ってくるから。

 

おそらくCygamesが伝えたい大筋の内容はアストンマーチャンや病気・事故で亡くなった競走馬の走りをたとえエゴでも少しだけ覚えていてほしいこと。スズカ・ライスシャワーほど知名度がない全ての馬に向けた想い、ゲームの在り方。ウマ娘のできることギリギリを突いたストーリー。

もし作り手が競走馬をただのコンテンツ材料として扱えば、助けてほしいと願うマーチャンをトレーナーが救うまともなカッコいい2次元物語が仕上がる。そもそも知名度の高くないアストンマーチャンを取り上げない。

 

競走馬 ぬいぐるみ

JRAの公式発売する競走馬ぬいぐるみ。おおよそGⅠ2勝、またはダービー、オークス、有馬記念など大レースを勝利した競走馬。ただ基準は曖昧、GⅠ未勝利で人気の高かったユキノビジンは93年にぬいぐるみ発売近年はアイドルホースオーディション人気投票でぬいぐるみ化企画もあり。

歴代売上記録はオグリキャップ約300万個(UFOキャッチャー用など合算だと約1,100万個を超える)。4世帯に1体オグリン

 

漫画家正式デビュー

マーチャンマスコットは売れ行き好調。そんな時、トレーナーがブログで書いていた四コマ漫画の出版依頼。

それならレースを知らない人でもマーチャンを知ることができる → そしてマスコットを買う → ダサダサトレーナーが漫画家デビューするウルトラサクセスストーリー。

四コマ漫画は当然ウマ娘のこと。

・不幸に見舞われた競走馬の追悼意味合い

・忘れかけていた競走馬を思い出させてくれる

・リアルタイムを知らない世代にこんな競走馬がいたことを知るきっかけ

・というCygamesの意思、信条、ドヤ顔

ドヤ顔マーチャン

 

主要勝ち鞍

GⅠ スプリンターズS(07年)

(レース名・グレードは当時準拠)

 

 

まとめ

 

自己紹介「ウマ娘です。 …覚えていてね。」(ガチャ演出等)が全てを表す、競走馬アストンマーチャンへの想いを捧げた2.5次元物語

途中(約3ヶ月)で違うジャンルのゲームになってしまうのはご愛嬌。

 

Cygamesの想いが表現された一番手作品。

 

 

追記

もう少ししたらヘリオスが1番手作品にする手のひら返しします。

ヘリオスと適性が違うから1番手作品は1つじゃない。

ヘリオスはみんなの太陽ステークス出走。1.5倍容量、キャパ激盛りいきます?テイオーで親同士因縁絡めればテキスト増やせますよ?

 

ブログ用Twitterもしています。

nature(ネイチャ) @sBlmOif4XVScNdH

見て頂けることは幸いですが、見ても何のメリットもないかなぁ…と思われます。

 

 

 

 

 

 

タイトルとURLをコピーしました