物語がカワイイ異能バトル ウマ娘 カレンチャン ストーリー元ネタ

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ウマ娘育成ストーリー元ネタ解説、(ウマ娘に関連したりしなかったりの)競馬記事。育成方法とかお勧めSSRはよくわかりません。

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ウマ娘ストーリー(一覧)

本記事は現実もウマ娘もカワイイ「カレンチャン」解説です。

カワイイを求道、絶対覚悟のウマ娘。いつしかストーリーが可愛さで勝敗を決する(レースはちゃんとする)異能バトル展開になってしまう。

そうなってしまったモデル馬の原因(可愛さ、エピソード、強さ、戦績、池添軍団の良心、愛され方)からストーリーへの可愛さ反映を解説。

 

こういった方にお勧めの内容。

・競走馬時は知らない

・馬券を買うけどウマ娘はそこまで…

・#カワイイ#カレンチャン

 

ウマ娘 カレンチャン キャラクター

 

<ウマ娘 キャラクター>

・「カワイイ」への本気度が高すぎる。「カワイイ」を尺度に生きている。

・一見、カワイイに集中してトレセン学園を舐めている印象はある。負けず嫌い、レースへの努力も怠らない。

・人気ウマスタ(インスタ)グラマーとして300万フォロワーを持つ「Cureen」。

 

モデル馬から元ネタ、理由解説

 

「カワイイ」への本気度が高すぎる。「カワイイ」を尺度に生きている。

→モデル馬が葦毛、顔立ちのいい牝馬で可愛い方面での人気も高かった。また厩舎関係者・主戦の池添騎手からも愛嬌の良さも加わり可愛いと愛された競走馬

 

一見、カワイイに集中してトレセン学園を舐めている印象はある。負けず嫌い、レースへの努力も怠らない。

→モデル馬は賢く、調教も従順、スプリンター界の頂点に立った馬。可愛いだけでなく強い、好成績。またストーリーに直接的登場はしないが現役中に亡くなった兄スプリングソングの想いを引き継いだ側面。

 

人気ウマスタ(インスタ)グラマーとして300万フォロワーを持つ「Cureen」。

→ありがち設定ではあるが一応ストーリーの中核?に関わってくる。

 

~クラシック期 ストーリー

 

目標レース

 

カレンチャンのストーリーは一言で表すと、

異能スプリンターカワイイバトル物

 

目標レースは下記スプリント戦中心。史実のカレンチャン本格化が10年(4歳)以降、半年~1年のズレはあるが1200M戦GⅠ順番が前後する程度、カワイイので大きな問題はない。

 

 

当然レースはする、勝たないといけない、トレーニングもする、ステータスも上げる、ただ異能スプリンターカワイイバトル

 

序盤ストーリー (電撃の速さ)

 

出会ってすぐにトレーナー「お兄ちゃん(お姉ちゃん)」呼び。距離感ぶっ壊れ。

僅か3分でトレーナー逆指名 (5分で契約成立)

→6分 理事長の思い付きで「トレセン学園プリティグランプリ」開催が決まるご都合展開。

→11分 カワイイの修行のため失踪。

→13分 見つけたカレンチャンから「私の全部を知る覚悟はあるか」と問われる

 

現役時を彷彿とさせる快速スプリンター展開。

 

 

「私の全部を知る覚悟はあるか」の真実

 

カレンチャンのカワイイ本気度・覚悟が高い、カワイイを価値観にしている理由を供述。

・3歳でカワイイを極める決意、研究、実践。

・理由は実の兄が「カレンの可愛さはみんなを幸せにしてくれる」と言ってくれたこと

・言及はないがその実の兄が亡くなっている印象。(2歳上の半兄スプリングチケットが現役時に死去。短距離戦線の活躍馬、同じ池添騎手が主戦。順調であれば11年スプリンターズS対戦可能性があった。)

・その後、ウマスタで家族以外もカワイイで幸せにできることを知る

・ウマ娘のレースはカレンチャンの求めるカワイイとは異なる、泥臭いもの。ただそんなウマ娘を「カワイイ」と思ってしまった。トレセン学園へ入学

カレンチャンが幼い頃に遊園地で迷子になった時、偶然トレーナーと出会っている。夢である「宇宙一カワイイ私」を素敵だと褒めてくれた。そのため即トレーナー指名、距離感が近い。実は小さい頃に出会っている王道恋愛漫画展開

 

史実の可愛さ(と強さ)を反映したウマ娘。

 

近い世代がいないウマ娘(特に同厩舎ロードカナロア)のためカワイイ強調された製作背景。 

 

ただ時折、怖いカレンチャン。

兄(スプリングソング)に言ってもらい嬉しかったこと=カワイイことが周りを幸せにする。

もうその兄がいないため周囲をカワイイで幸せになってほしい執着からと思われる。

 

ただ、ストーリー内は「カワイイ」が価値観のほぼ全てのため、途中で何度も「そもそもカワイイって何だっけ」状態になりがち。

 

世の中の価値観を変える系?物語

 

当初はトリプルティアラ路線を走りたいと言うカレンチャン。理由は自身の適性距離であるスプリント路線の露出が少ない、ファン数が伸びにくいこと通常ゲームシステムも短距離はファン数伸びにくい。

クラシック期、フィリーズレビューの走りから(着順関わらず)芝スプリント路線に進むことを了承してもらう。

 

ただ日本ダービー(同世代のエイシンフラッシュ勝利)を見た人気・熱狂。有馬記念に向かう先輩オークス馬(史実ならブエナビスタ)の人気、期待。

短距離路線との比較から頑張ってもカワイイは手に入らない不安も感じるカレンチャン。

 

それならカレンチャンが世間の注目を短距離路線に変えるしかない決意。

王道の芝中~長距離路線中心の価値観を変えるストーリー。

注目度違い、価値観の変化の点ではスマートファルコン(ダート路線)、スイープトウショウ(牝馬路線)に近い。

カレンチャン自身が強くなること、様々なSNSでファン獲得、レースに取り組むカレンチャンを見た新たなファンを取り組む。

 

一見、SNS連動レース盛り上げストーリー。元々、カレンちゃんはYoutube企画1,000万再生、直接アンチと話し信者にしてしまう、SNS内アンチをフォロワーにできるチート設定

クラシック時スプリンターズSではその効果もあって集客数が増えている。レースはニシノフラワーと対決。負けイベントとまでは言えないが相当強い。

3着以内目標だし、まだ育成期間あるし、注目度も上がってきたし、とか思っているとカレンチャンが神妙な顔つきで語り出す。

フラワーちゃんはTwitterでお弁当界の妖精(フェアリー)。そのカワイイ力は……435万フォロワー!

 

おっとこいつ何言ってんだ…意味不明、異能バトルの幕が開いてしまった

 

ここから#ドラゴンボールなのか#喧嘩独学なのかよくわからない世界観スタート!

 

史実解説 ~クラシック期ストーリー

馬齢は2000年改正表記にしています

生誕~3歳時

 

07年生まれの牝馬。父クロフネ、母スプリングチケット。

名前は馬主の娘さん名前から。あまりにとっておきの命名をされるカレンチャン。父親クロフネ譲りの葦毛、といっても現役時は色抜けが遅く、顔以外は黒っぽい馬体。

 

スプリンター・マイラー名馬輩出厩舎、安田孝行調教師の元、育てられる。(安田調教師は現役時トウカイテイオーの皐月賞、日本ダービー時勝利騎手)

 

桜花賞も視野に入れて10年フィリーズレビュー(1400M)参戦も8着。陣営は芝スプリント路線へ切り替える。(ストーリーと同じ路線判断がされる)

その後は条件戦中心に走り3歳時を終える。

 

厩舎関係者の語るモデル馬カレンチャン

ストーリーと同じく、可愛い、そして愛されていることが伺える。その想いを別世界にも

・見た目が可愛い、美人。

・レースも強い。

・他の馬への面倒見がいい。

・頭がよい、賢い

・人間が大好き、「自分のために何かしてくれている」意識があり、その愛に全力で応える。

・「僕のガールフレンド」 (安田彰伍調教助手、現調教師)

・「話題のウマ娘に”オレの女”が登場しているようですね!」 (安田彰伍調教助手、現調教師)

 

シニア期 ストーリー

 

スプリント異能バトル (レースはする)

 

カレンチャンいわくトレセン学園内には強力な(SNS的)猛者が多くいるとのこと。

・特撮アニメ系動画 TikTakが主戦場  ビコーペガサス

・料理系インスタグラマー ヒシアケボノ

日常系Youtuber 人気企画は学園内ゲリラバーベキュー企画(ゲスト エアグルーヴ) タイキシャトル

・Twitterが誤字脱字、天然発言でバズる学級委員長 サクラバクシンオー

 

 

物理的炎上Youtuber タイキシャトル

 

なんだこのトレセン学園。

そのライバルたちと「カワイイダービー♪」闘う異能バトル

カワイイダービー♪ → SNS上の「ウマいね(いいね)」数が勝敗の優劣

レースは?

 

カワイイダービー♪ (スプリント戦)

 

もちろんレースは普通にする(上記は全てスプリント実績馬)

カワイイダービー♪開催はレース前後 → レース勝敗が大きく結果に左右 → ファンの注目度は上がり、普段レースに行かない人も動員するカレンチャンの壮大な計画

 

シニア期高松宮記念では特撮アニメ系動画で子供、コアなファン層を有するビコーペガサスが相手。

中京競馬場の観客が通常時3倍になってしまう。(例年の高松宮記念は3万人前後なので日本ダービー・有馬記念に匹敵。収容人数が約7.4万人だから多分内馬場も開放している。)

 

そして最終目標、2度目のスプリンターズS

ヒシアケボノ(料理系)、タイキシャトル(日常系)、サクラバクシンオー(バズる学級委員長)が相手。

同世代スプリンターウマ娘いないからライバルが歴代スプリントオールスター状態。観客数、SNS注目度は世界クラスに。

 

運命のカワイイダービー♪の行方は…

 

グッドエンド

 

グッドエンドは史実通り海外へ。カワイイを広める旅に出る。世界の、宇宙のカレンチャンは進む。

カワイイの向こう側を目指して。

 

史実解説 シニア期ストーリー

 

4歳(11年) カワイイ本格化

 

4歳の春、カレンチャンは可愛く本格化。阪神牝馬S→函館スプリントS→キーンランドC 短距離重賞3連勝。この時期に鞍上は池添騎手に固定される。

 

11年スプリンターズS  対ロケットマン

初出走となるGⅠ、スプリンターズS

シンガポール最強馬(海外でも活躍、ドバイゴールデンシャヒーン1着等)ロケットマン参戦。単勝は1.5倍。2番人気 6.4倍に同厩舎ダッシャーゴーゴー(能力高いがよく降着する)、カレンチャンは3番人気 11.2倍。抜けた1番人気に対する伏兵扱い。

終始ロケットマンが見える中段で競馬、直線で馬場中央から抜け出し1着。4連勝の勢いで可愛いスプリント女王爆誕

ロケットマンは4着。今思うと何でそこまで人気していたかよくわからない馬。

暮れにGⅠ香港スプリントに遠征。勝ち馬から0.4秒差の5着。このレースは凱旋門賞以上に無理ゲーなので健闘。(香港がスプリント馬大国、外国馬も結集。過去に日本馬は最高7着。)

 

5歳(2012年) 対ロードカナロア

 

12年 高松宮記念

5歳春、春のスプリント王決定戦、GⅠ高松宮記念

今回も(可愛さ投票ならまだしも)単勝1番人気になれないカレンチャン。1番人気は派手に重賞含む5連勝中の4歳牡馬、厩舎の後輩、ロードカナロア

新装された中京競馬場で強気の2番手カレンチャン。中京の直線は長いぞカレンチャン。

(改修後は直線が100M程度長くなり坂もできた中京。改修前は直線が短く第4コーナーで前目にいないと厳しいコース。そのためナイスネイチャの94年高松宮杯のような4コーナー団子状態が起きやすかった。)

ロードカナロア、サンカルロの差し馬追撃を振り切りカレンチャン1着、国内スプリントGⅠ連覇。ロードカナロアは3着。まだ年下の男の子には負けない、近所のお姉ちゃんカレンチャン!

 

スプリンターズS再び

5歳秋、12年スプリンターズS。2連覇、国内スプリントGⅠ3連覇をかけて臨む。今回は1番人気カレンチャン、2番人気ロードカナロア。

直線でロードカナロアに差し切られ2着目標の背中を超えたロードカナロア。本格化した後輩にバトンを渡すカレンチャン。

 

と思ってたらロードカナロアをアテンド 香港

引退レースは再び、無理ゲー香港スプリント(12年)

 

ロードカナロアが移動中のコンテナ、現地でも極度にビビるのでアテンド役にされてしまうカレンチャン

まず前例のない牡馬、牝馬を同じコンテナ内移動。終始ロードカナロアのことを気にかけるカレンちゃん。この愛さずにはいられない名馬。

本番、カレンチャンはスタート出遅れもあり7着

ロードカナロアは精神的な落ち着きもあり、無理ゲー香港スプリントを制する

 

可愛いだけでなく精神力も最強カレンチャン

 

・元々、同厩舎のロードカナロアからも好かれている。

・精神力最強。

 前年(4歳)の香港遠征時に機材トラブルで20時間程度コンテナ内閉じ込められる。脱水症状も見られ、オーナーサイドからも今後のことを考え出走取消も視野。カレンチャンは悠然と構え、レースでも5着に健闘する。

・カレンチャンの香港登録名は当て字で「真機怜」。「頭がいい」「賢い」の意。

・ロードカナロアは最終的にGⅠ6勝、香港スプリント連覇(2度目は5馬身差)の名馬へ。2回目香港はカレンチャンが世話してくれた、慣れていた環境なので落ち着いて遠征。21年種牡馬ランキング2位。海外遠征は繊細なサラブレッドの今後をを左右することもあり、カレンチャンの功績は意外と大きい。

・カレンチャン産駒の可愛い表情を見て「今死んでも天国」(岩本調教助手)

・あの池添騎手に優しい。

 

ウマ娘ストーリーのキーワード「カワイイ」は群を抜いた史実カワイイ、愛されたエピソードから。ただカワイイだけでなく国内スプリントGⅠ連覇のレースぶり、精神力強さも反映。

 

主要勝ち鞍

GⅠ スプリンターズS(11年) 高松宮記念(12年)

(レース名・グレードは当時準拠)

 

ボス格 繁殖牝馬時

 

社台ファームグループ内で繋養。ボス馬として君臨。序列のトップ、カレンチャンが放牧から厩舎に戻るのを待つ他の繁殖牝馬。人間に優しい=序列に対して理解→ボスになる。

ウマ娘内の「お話があるの」テキスト文が小さくなる時の迫力はモデル馬、ボス譲り。

競走能力の高い馬は気性の強さ、賢さから序列が上になりやすい。(ただオルフェーブル、ディープインパクト等は低め)

 

その他

・子育てが上手く、産駒は人間に従順。

・同厩舎ロードカナロアとの産駒にカレンモエ(牝馬)。重賞2着を3回など活躍。安田厩舎、岩本調教助手の「今死んでも天国」発言の可愛い産駒はカレンモエ。

・ダイワスカーレットと仲が良い情報。

 

池添謙一騎手

 

現役時の主戦騎手。カレンチャンは池添軍団の良心。池添騎手が結婚したい馬に名前を挙げる。

 

池添騎手のGⅠ複数勝利馬

カレンチャン、デュランダル、スイープトウショウ、トールポピー、ドリームジャーニー、オルフェーヴル。

上記馬に多い共通点は気性難、癖馬、ムラが強く成績が安定しにくい。

前世で何を犯したか知らないが気性難馬に酷い目に遭わされる池添騎手。ドリームジャーニーは本気でマズいレベル、彼女にするのはキツいでしょスイープトウショウ

 

(別記事 スイープトウショウ解説 リンク)

池添騎手ガチャ引き スイープトウショウ モデル馬解説

 

現役馬では先頭に立たないと気がすまないため他馬に激突しようとする、矯正具フルアーマーのメイケイエール。(GⅠは2022.8月時点未勝利。現役馬なのに写真集発売。予約殺到で全写真集ジャンル1位獲得。)

もちろん他騎手が扱えない気性難馬の調教、レース技術、結果を残すゆえの気性難馬依頼増加によるもの。気性難のオロナイン、万能薬。

 

そんな中で異質、優しい、可愛いカレンチャン。

22年8月の札幌遠征中にカレンチャンと再会。「昔と同じで大人しいし可愛いし(ハート)」スキンシップ写真。

ドリームジャーニー再会。すぐに逃げれる姿勢で触る池添騎手。

 

特別許可、一般見学はコロナ関係なく行っていないので、お問い合わせ等もお控えください、とのことです。

(まあ池添騎手は競馬関係者で元主戦ですし)

 

アニメ版

 

#出番なし

 

 

まとめ

 

・生半可なカワイイを目指すではない。兄からもらった言葉が人格構成、短距離の世界を変える、みんなの幸せのため切磋琢磨する物語。

 

・ただしカワイイ異能バトル。

 

 

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